サトノアーサーは2015年セレクトセールで約2億円で里見治氏が落札した。
生産牧場はノーザンファームで、父は、堂々のリーディングサイアーのディープインパクト、母はニュージーランドで3歳牝馬チャンピオンのキングスローズ。
当馬は母キングスローズの初仔になる。ノーザンダンサーの5×5×4、リファールの4×5の血統となり、現役活躍馬には短距離血統が多い。

デビュー戦の単勝オッズは1.1倍

デビュー前から評判は高く、デビュー戦は秋の阪神開催となった。
阪神芝2000m11頭立てのレースに登録し、鞍上には、昨年のダービージョッキー川田騎手が手綱を取った。
この時の単勝オッズは、なんと1.1倍。デビュー戦でこのオッズは、なかなか見られるオッズでもない。

1着同着のデビュー戦

1番人気のサトノアーサーは、スタートして後方4番手からレースを進める事となった。能力的に抜けている本馬に競馬を覚えさせるレース運び。3コーナーを過ぎたあたりから徐々にペースを上げ、直線では外に持ち出す。先に抜け出していたスズカフロンティアに1完歩ずつ迫っていき、結果は同着となった。
やや直線を向いてからも、馬体の重心がぶれるような走りは、いかにもデビュー戦という感じであった。

2走目は圧巻の上がり32.7秒

2走目は、12月に行われた京都芝1800mのシクラメン賞。
レース前に雨が降ってきたこのレースでも、またもや1番人気で出走した。スタートは少し後手を踏み、後方3番手からレースを進める。
デビュー戦同様、3コーナーの坂の下りから徐々にピッチを上げる。
直線を向いてからは圧巻の走りだった。重心がぶれずに大きなストライドを生かし、ゴール手前50mほどで逃げ粘るジゲルボブキャットを捉え、2着に3馬身差をつけての快勝。
ここで驚いたのは、上がりのタイムだ。ラスト3Fのタイムが32.7。
2歳時で、この上がりを計測する馬は、期待せずにはいられない。
ゴールしてからもまだまだ脚を余しているような走りは、日本ダービーが開催される東京コースでも安定したパフォーマンスを発揮してくれるだろう。

次走はきさらぎ賞を予定しており、1番人気も確実。
圧巻のパフォーマンスに期待したい。